パスポートは海外旅行で出入国検査を通過する時や、
海外の滞在先で身分を証明書する大切なものです。
パスポートの申請をするにあたって申請用の写真を用意しないといけません。
パスポート写真はもちろん顔がはっきりと写っている必要がありますが、
その時に、髪型で気をつけることはあるのでしょうか。
写真の髪型が原因で入国審査に時間がかかったりすると嫌ですよね。
特にはじめて行く異国で、周りがどんどん入国ゲートを通過していき、人が少なくなっていく中で自分だけが何度もしつこく質問されたりした時には、不安なことこの上ありません。
できれば、空港の職員さんに好印象を与えるパスポート写真で、一切怪しまれることなくスムーズに検査を通過したいものです。
どんな写真だと好印象を持ってもらえるのでしょうか。
女性の場合は様々な髪型がありますが、日本人男性はほとんどの方が短髪のため、
顔の印象を判断するのに、前髪が果たす役割はより大きいと言えます。
そこで、男性がパスポート写真の前髪で気をつけるべき点をお伝えいたします。
パスポート写真の前髪(男性)の絶対条件
外務省の定める規格では、「前髪により、目など顔の器官や輪郭が隠れていないこと」が条件とされています。
前髪の長さやスタイルに関わらず、必ず目にかからないようにしましょう。
パスポートの写真では、目が本人確認の器官として最重要視されており、気がつかない内に目に1本かかっているだけでも照合に支障をきたすので、前髪が長い人はワックスなどのスタイリング剤を使って落ちてこないように固めましょう。
パスポート写真の前髪(男性)の長さ
長さに関して規定はありません。ですので基本的には自由です。
しかし、好印象に見られるために大切なのは、ずばり「清潔感」です。
前髪は短めで眉毛に被らないくらいの方が爽やかに見えます。
そうだとしてもそんなに短くできないよ!という方も安心してください。
少々の長さがあっても、清潔感を醸し出す方法はあります。
前髪が長い場合は完全に下ろしておでこを隠すのではなく、分け目を作っていくらかおでこを見せるようにしてください。顔が見える面積を広くすることで清潔感がでます。
サイドの髪のボリュームは抑えて、耳が見えるようにするとより爽やかです。
パスポート写真の前髪(男性)はアップかダウンか
前髪ありのダウンスタイルのポイントは上でお伝えした通りですが、前髪を上げてしまって前髪なしのアップスタイルにするのも良いでしょう。
どちらがより清潔感が出るかは人それぞれ顔立ちなどによって変わりますので、自分が魅力的に見える方を選択してください。
ある程度の年齢の人なら、前髪がある方が若々しく見えることが多いです。
逆に若い人で前髪があると幼くなる方は、アップにするとキリッとした雰囲気に変身できるかもしれません。
自分ではわからない場合は一度写真を撮る日とは別に前もって試してみて、まわりのご友人などにどちらが似合うか訪ねてみてもいいでしょう。
パスポート写真の注意点をさらに詳しく知りたい方は以下の記事のご参照ください。
パスポート写真を撮るとき前髪ありで眉毛や目にかかる場合はどうすればいい?ヘアピン、ぱっつんはあり!?