カンクンと言えば、カリブ海に面した、一度は行ってみたい世界的な憧れリゾート!
海とビーチの美しさ、リゾート地特有のゆったりと流れるラグジュアリーな雰囲気、アクテビティやエンターテイメント、料理、ホテルなど、どれをとっても素晴らしい旅行先です。
またカンクンではカンクン市内だけにとどまらず、周辺にも日帰りで行くことのできる距離に
魅力的なスポットがたくさんあるんです。
日本からは遠いカンクンにせっかく旅行するなら、それらのスポットにも足を運んでみたい、
でも、観光地がありすぎて、どこに行けばいいのか迷ってしまう方に向けて是非おすすめしたい、
厳選した観光スポットを、人それぞれ異なる旅行の主目的も交えながらご紹介します。
セノーテ 世界中から旅行客を集める神秘の泉
セノーテとはマヤ語で神聖な泉を意味します。
洞窟のに地下水が溜まって、地下水脈ができ、洞窟の天井の一部が崩落したことで、地表に泉をして現れたのがセノーテです。
ユカタン半島には、数え切れないほどのセノーテが存在し、その数7000とも言われています。
地下水なのでその透明度は大変高く、美しい青色の水に誰もが魅了されてしまいます。
セノーテにはシュノーケリングやダイビングで水中を泳いだり潜ったりして遊べます。
水中に太陽の光が差し込んだときには、「光のカーテン」という幻想的な光景が見られます。
カンクン周辺にセノーテはいくつもあり、形や大きさ、深さ、透明度は様々です。
旅行客が行くのに最適なセノーテ3つをご紹介します。
グランセノーテ
数あるセノーテの中でも水の透明度が特に高いことで有名なセノーテです。
浅瀬があり、底に足をつけることが出来るので、そうしていると、うっかり水中にいることを忘れてそうになるくらい水が綺麗です。しかし、多くの人が訪れるので、午後からはコケや藻が舞い上がり、透明度が薄れてしまいます。
光のカーテンが見たい場合はこのグランセノーテに朝早くいくのがおすすめです。
ここでは遊泳、シュノーケリング、ダイビングができます。
そして、なんとここでは、ダイビングのライセンスがない人もダイビングを体験することができるんです。魚や亀が泳いでいるのを見ることができるので、是非チャレンジされてみてはいかがでしょうか。
アクセスはカンクンからは車で2時間です。
セノーテ・ドスオホス
ドスオホスはスペイン語で2つの目という意味です。その名の通り、2のセノーテが地下トンネルでつながった形状をしています。ダイビングもシュノーケリングもどちらもできます。
砂地と岩からできており、藻が少ないので、午後になって人が増えても透明度は変わりません。
また、グランセノーテに比べて何倍も広いので、人が増えても窮屈に感じません。
第1の目はダイバー向け、第2の目は開けていてシュノーケリングや観光向けです。
第2の目で、水中や天井に、サンゴの化石、巻貝の化石を見ることができます。
アクセスは車で2時間、グランセノーテとも近く、朝グランセノーテに行った後でこちらに行くというツアーもあります。
セノーテイキル
上記の2つのセノーテが洞窟探検型のイメージなのに対し、こちらは大きな深い穴、といったイメージが強いです。
その形状を利用して、なんとここでは5mの高さから飛び込みできるのです。
神秘の泉に飛び込めるだけでもすごいのに、5mだなんてなんともエキサイティングな体験ですよね。
そしてこちらの施設は観光向けに整備されていて、レストランなどもあるので、気軽に訪れることのできるセノーテです。
アクセスはカンクンから車で2時間で、グランセノーテとは別の方角です。
チチェン・イッツァ マヤ文明観光メインならここがおすすめ!
メキシコのユカタン半島にはたくさんのマヤ文明の遺跡が点在しています。
なかでも、チチェン・イッツァは10世紀から13世紀の200年以上にわたり、
芸術、経済、宗教的に文化の中心地でした。それゆえ、マヤ文明の当時の繁栄ぶりを感じることのできる壮大な遺跡が見られます。
カンクンからのアクセスはバスで片道3時間です。
遺跡内を観光するのに必要な所要時間は、ざっと1周するのに2時間、
じっくり見るなら最低3時間は見ておいてください。
歴史や建築がかなり興味深いので、日本語ガイドつきのツアーに参加されることを強くおすすめします。
日中の日差しはとても強く、喉も渇きます。
- 帽子
- サングラス
- 水
- 日焼け止め
この4つは必ず持っていくようにしましょう。
カンクンの滞在日数に余裕がある方は、近隣に1泊して、ナイトショーに参加するのも良いです。
ナイトショーでは、まずライトアップされた遺跡を観光します。
その後、指定席に座って、メインの遺跡「エルカスティージョ」に映し出されるプロジェクションマッピングを見学できます。
このプロジェクションマッピングでは、マヤ文明の歴史、遺跡について、映像で解説してくれています。(解説の音声は残念ながら日本語は非対応。英語かスペイン語になります。)
綺麗な映像を楽しみながら、マヤの文化について学ぶことができる貴重な体験だと思います。
また、天気が良い日には、満天の星空も同時に鑑賞することができます。
古代に思いを馳せながら星を眺めるなんて、なんともロマンチックですね。
さらに、チチェン・イッツァから3km東には、セノーテイキルがありますので、遺跡観光の帰りに立ち寄るのがおすすめです。
ここはきちんと整備されていて、泳ぐことができます。水着を持っていくのをお忘れないようにしてください。
トゥルム カリブ海とマヤ遺跡を同時に見ることができる絶景おすすめスポット!
トゥルムは海に面した唯一のマヤ遺跡です。
三方を城壁に囲まれた遺跡で、城塞都市だった頃の面影が窺えます。
マヤ文明は長い間ジャングルで発展してきました。ここは、マヤの人たちが最後にたどり着いた場所であるとともに、海を渡ってやってきたスペイン人が最初に目にしたマヤ都市でもあ
見所ポイントは、「美しい海と遺跡を同時に眺められる」という珍しいところです。
特に、写真が趣味の人には、たまらない絶好の撮影スポットではないでしょうか。
是非ご自慢のカメラを持って訪れてください。
カンクンからのアクセスはバスで片道2.5〜3 時間です。
チチェン・イッツァーに比べるとこじんまりしていて、遺跡内を観光するのに必要な所要時間は、1時間程度です。
ここでも、帽子・サングラス・水・日焼け止めの4点セットは必須アイテムです。
遺跡内には日陰がなく、水は売っていません。
バス停から遺跡の入り口まで600mあり、シャトルが頻繁に往来しているので、シャトルに乗ってしまうのがおすすめです。
マヤ人の世界観が描かれた壁画や、降臨する神のレリーフ、仮面のレリーフなどを見た後は、
綺麗な海をバックに遺跡を撮影するといいでしょう。遺跡は断崖にありますあが、ビーチに降りていくこともできます。
日向ぼっこしているイグアナにはたくさん出会えます。木の側ではハナグマにも出会えるかもしれません。
10km北にある「シェルハ」と合わせた1日ツアーもあります。
シェルハとはカリブ海沿いの美しいラグーンで、マヤ語で「水の湧き出る地」の意味です。
観光向けに整備されたテーマパークで、セノーテに加えて、マングローブに囲まれた川もあり、
浮き輪で川下りしたり、スノーケリングができる他、イルカと触れ合うことができます。
または、グランセノーテ、セノーテ・ドスオホスとも近いので、シェルハではなく、そちらと合わせたツアーもあります。
エルレイ遺跡 遺跡巡りはメインじゃないけど、少しは見たい!という方におすすめ
本当は遺跡にセノーテにいろいろ見たい、でもビーチでのんびりしたりアクテビティを優先したいから遠い遺跡に行く時間がない・・・
そんな人におすすめなのがエルレイ遺跡です。
カンクンのホテルゾーンの南端にひっそりと存在する穴場的スポットです。
バスやタクシーで、滞在先のホテルによっては徒歩で気軽に行くことのできる遺跡です。
わかりやすい看板や遺跡の説明はありませんが、その分、入場料が安く、本当に気軽に観光できます。
空いていて、ほとんど人がいないため、ゆったりとマヤの雰囲気を感じられるのが魅力です。
また、ここの遺跡には登れるという点も魅力の一つです。
イグアナがそこら中にいて、遺跡の色と同化していて、「こんなところにいた!」とびっくりするのが面白いです。
私の友人は遺跡そっちのけでイグアナの写真ばかり撮っていました。笑
プラヤ・デル・カルメン 海辺でただのんびりしたい人におすすめ
カンクンから65km南に位置する、小さな港町です。
こちらも、カンクンと同様、純白の美しいビーチが広がっておりますが、カンクンより人が少なく、静かなので、「ただゆっくりと綺麗な海を堪能したい」、「のんびりとバカンスを満喫したい」と言う人にはもってこいのスポットです。
ここから、ダイビングの聖地であるコスメル島に向かうフェリーが出ています。
かつてはその為の単なる出発点だったのですが、近年ではヨーロッパからの旅行客を中心に人気が高まりつつあります。
ビーチ沿いにメインストリートがあり、グルメや買い物も徒歩で楽しむことができて便利です。
レストランでは、シーフードレストランが人気で、数も多いですが、
伝統的なマヤ料理にモダンなアレンジを加えて提供してくれるお店もあります。
ピンクラグーン インスタ映えで話題に!最新おすすめスポット

以上、私がカンクンに旅行に行かれる方におすすめしたい厳選スポットです。
いかがでしたか。気になる小旅行先は見つかりましたでしょうか。
素晴らしいご旅行となることを心より願っています。
ご精読ありがとうございました。